2020年6月、国際サッカー連盟(FIFA)により、2014年以来6年ぶりにフットサル競技規則が改正されました。
今回の改正では、サッカー競技規則の改正のうち、キックオフの取り扱、ゴールクリアランス、ハンド基準の明確化など、フットサルとの統一化が望ましいものが採り入れられた他、キックイン時の取り扱いなど、フットサル独自の競技規則改正もあります。
主な改正ポイント
・キックオフ(サッカー競技規則の反映)
これまでは、キックオフのボールは前方に蹴らなければなりませんでしたが、本改正により全方向に蹴ることが可能となりました。また、キックオフを行わないプレーヤーは自陣に居なければいけませんが、キックオフを行うプレーヤーは相手陣内に入ることも可能となりました。
・ゴールクリアランス(サッカー競技規則の反映)
ボールは、ゴレイロから投げられる又はリリースされて明らかに動いた時にインプレーとなり、これまでのようにペナルティエリアの外に居なくても味方プレイヤーはボールを受けることが可能となりました。但し、相手選手はインプレーになるまでは、ペナルティエリア外に居なければなりません。
・キックイン(フットサル独自の改正)
ボールを置く位置が、ボールが出たところのタッチライン上のみとなりました。また、キッカーの片足をピッチ内に入れながらキックインすることが可能となりました。
詳細については、JFAから公開されている解説映像及び「2020/21 フットサル競技規則の改正について」をご参照下さい。